人を残して死ぬ者は上
虎ノ門桜法律事務所の代表弁護士伊澤大輔です。
金を残して死ぬ者は下、
仕事を残して死ぬ者は中、
人を残して死ぬ者は上
昭和4年、遊説に向かう途中で倒れ、京都で没した、後藤新平が死ぬ間際に語った言葉と伝わっています。
後藤新平は、安政4年、伊達家留守家の家臣の長男として奥州で生まれました。8歳ころから漢学を学び、県の大参事に認められ、書生となり、その後、医学校に進学し、医者として歩み始めます。
相馬事件に連座して収監されたりもしますが、後に、台湾総督府民政長官、満鉄初代総裁等を務めた人物です。
明治の偉人には足元にも及びませんが、私も常々、お金を残すことは意味がないけど、生きて行く術を与えることができたらと考えておりましたので、感銘を受けた言葉として、ご紹介させていただきました。